僕のホームページ「創作の記録」にお越しいただきありがとうございます。
このホームページは、僕(入来院重宏)が20歳頃より作ってきた諸々の作品を展示する目的で作成したものです。
まず、僕はここで、僕個人の「趣味以上でも趣味以下でもない」ある意味他人にとってほとんど無価値で無意味な素人作品を、なぜ恥を覚悟で広く世間に向けて展示するのか、その目的は何なのか、このホームページを作成した理由を述べておこうと思います。
僕は、1961年生まれで、あと数年で60歳になります。(2018年現在は57歳)
60歳といえば、たとえば僕らの父親世代の会社員であれば、定年を迎え同僚や家族から「ハッピーリタイア」をお祝いしてもらえる年齢ですが、現在の一般的な感覚からすれば、バリバリとは言わないまでも、もうしばらく現役で頑張らなければならないという年齢でしょう。
少なくとも老齢年金の支給年齢である65歳までは、ある意味嫌でも働かなければならないというのが実情です。御多分に漏れず僕もその一人です。
一方、僕は、自分の寿命は80歳くらいだろうと勝手に思っていて、また、頭脳も身体もなんとかわがままがきくのは70歳くらいまでだろうと思っています。
したがって、そろそろ仕事の方はほどほどにして、頭と身体が健康のうちに「趣味」のためにもっと時間をあてたいと考えています。
手始めとして、昔から自分の趣味の一つである「作品作り」について、その作品を客観的に眺めて検討してみようという目的で、過去の作品を引っ張り出しデジタル化して整理することにしました。
そして、わざわざホームページまで用意して、それらの作品を世間に公開しようと考えたのは、昨年(2017年)、5月と11月に孫が相次いで誕生したことがきっかけです。
僕の3人の子どもたちは、僕がどんな人間か当然よく知っています。
しかし、孫となると一緒に生活することも(多分)ないので、彼らは僕がどんな人間か詳しく知る機会は、今後けっして多くはないでしょう。

今はまだ幼く何も分からない孫たちも、かつての僕がそうであったように、自分の祖父が何を考え、何をして、どんな人間だったのか、僕に興味を持つ日がいつか来るだろうと考え、僕を理解する一助になればという思いでこのホームページを作ることにしました。
僕と直接血の繋がりをもつ孫や曾孫やもっと下の世代の血族はもちろん、このホームページに訪れてくれた方たちが、僕がかつて作った映画や音楽、絵画、文章を見たり聞いたり読んで、楽しんでいただければ嬉しいです。
2018年9月 入来院 重宏