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僕のホームページ「創作の記録」にお越しいただきありがとうございます。

このホームページは、僕(入来院重宏)が20歳頃より作ってきた諸々の作品を展示する目的で作成したものです。

まず、僕はここで、僕個人の「趣味以上でも趣味以下でもない」ある意味他人にとってほとんど無価値で無意味な素人作品を、なぜ恥を覚悟で広く世間に向けて展示するのか、その目的は何なのか、このホームページを作成した理由を述べておこうと思います。

僕は、1961年生まれで、あと数年で60歳になります。(2018年現在は57歳)
60歳といえば、たとえば僕らの父親世代の会社員であれば、定年を迎え同僚や家族から「ハッピーリタイア」をお祝いしてもらえる年齢ですが、現在の一般的な感覚からすれば、バリバリとは言わないまでも、もうしばらく現役で頑張らなければならないという年齢でしょう。
少なくとも老齢年金の支給年齢である65歳までは、ある意味嫌でも働かなければならないというのが実情です。御多分に漏れず僕もその一人です。

一方、僕は、自分の寿命は80歳くらいだろうと勝手に思っていて、また、頭脳も身体もなんとかわがままがきくのは70歳くらいまでだろうと思っています。
したがって、そろそろ仕事の方はほどほどにして、頭と身体が健康のうちに「趣味」のためにもっと時間をあてたいと考えています。
手始めとして、昔から自分の趣味の一つである「作品作り」について、その作品を客観的に眺めて検討してみようという目的で、過去の作品を引っ張り出しデジタル化して整理することにしました。

そして、わざわざホームページまで用意して、それらの作品を世間に公開しようと考えたのは、昨年(2017年)、5月と11月に孫が相次いで誕生したことがきっかけです。

僕の3人の子どもたちは、僕がどんな人間か当然よく知っています。
しかし、孫となると一緒に生活することも(多分)ないので、彼らは僕がどんな人間か詳しく知る機会は、今後けっして多くはないでしょう。
Placeholder image 今はまだ幼く何も分からない孫たちも、かつての僕がそうであったように、自分の祖父が何を考え、何をして、どんな人間だったのか、僕に興味を持つ日がいつか来るだろうと考え、僕を理解する一助になればという思いでこのホームページを作ることにしました。

僕と直接血の繋がりをもつ孫や曾孫やもっと下の世代の血族はもちろん、このホームページに訪れてくれた方たちが、僕がかつて作った映画や音楽、絵画、文章を見たり聞いたり読んで、楽しんでいただければ嬉しいです。

2018年9月  入来院 重宏


 



















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入来院重宏












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絵画について

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音楽について

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  • 1984~1985年
  • 1986年
  • 1999年まで
  • 入来万作
  • Iri&Tezoo
    【LIVE】
  • STREETリバプールLIVE-1988.1.31 movie
  • THE STREET LIVE 曼荼羅-1989.7.30 sound
  • オハル&万作 地球屋LIVE-2003.5.30 movie
  • 入来院万作LIVE 地球屋-2004.7.9 sound
  • チェリーズ 地球屋LIVE-2005.2 movie
  • 万作トリオ-2012.8.18 movie
 

映像について

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  • 夏の詩
  • 金魚
  • Sun&Rain
  • アブストラクト
  • けいぞう
  • 出会いそして愛の始まり
  • カブとサマンサのこれが青春だ

執筆について

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  • 随筆
  • 創作
 

写真について

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絵画

音楽

■1984~1985年

■制作期間:1984~1985年頃
■作曲:入来院重宏
■演奏:入来院重宏
■ギター:GRECO EG700
■シンセサイザー:ROLAND JUNO-6
■録音機材:YAMAHA MT44


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YAMAHA MT44Placeholder imageシンセサイザー
Roland JUNO-6
Placeholder imageエレキギター
GRECO EG-700
Placeholder imageリズムマシン
YAMAHA RX21

<解説>
1984~1985年(23~24歳)頃は、学生から社会人1年生の頃にあたるが、この頃の僕は、ブライアン・イーノ(環境音楽)やロバート・フリップ(キング・クリムゾン「ディシプリン(1981)~スリー・オブ・ア・パーフェクト・ペアー(1984)」の影響を強く受けていることが今聞くとよくわかる。

録音から編集は、友人の山本裕之くんから、ただでもらった4トラックの多重録音機を使用している。
いくつかの曲を説明すると、

① 森と迷子
ギターで、タイミングを少しづつ遅らせて同じフレーズを3回弾いたもの。木霊(こだま)のように響き、時々その木霊がぶつかって不協和音を響かせる様が楽しい。

② パターンA(その1)、④パターンA(その2)、⑥パターンA(その3)
僕が自分で「パターンA」と命名したフレーズをギターで二つのスピード(基本と基本の2倍)で弾いて、それを重ねたもの(その1)をベースとして、(その2)(その3)は、さらにいくつかアレンジを加えたもの。

⑦ダンスはすんだ
基本的なメロディラインはずっと前からできていたものの、ギターよりシンセサイザーが向いていると思っていたので、友人の関堅くんからポリフォニック・シンセサイザー(ROLAND JUNO-6)を借りて作った曲。

森で迷子
パターンA(その1)
眠れない子守唄
パターンA(その2)_
揚子江
パターンA(その3)
ダンスはすんだ


■1986年

■1986年頃
■作曲:入来院重宏
■作詞:入来院重宏
■演奏:入来院重宏
■ギター:GRECO EG700、IBANEZ Roadstar Ⅱ
■シンセサイザー:ROLAND JUNO-6
■録音機材:YAMAHA MT44


Placeholder imageエレキギター
Ibanez RordstarⅡ RS525
Placeholder imageYAMAHA MT44Placeholder imageリズムマシン
YAMAHA RX21
Placeholder imageシンセサイザー
Roland JUNO-6
<解説>
1986年頃(25歳)、大学時代の同級生で、かつ映画製作チーム「SHOT」で4年間一緒に映画を作ってきた手塚修一から誘われてロック・バンド「STREET」にサイド・ギターで加入した。
STREETは、オリジナル曲を演奏するバンドで、楽曲の多くをボーカルの手塚とリード・ギターの石坂正一が共同で作っていた。
そこで、僕もバンド用にと意気込んで作って録音したのが今回のナンバーである。
しかし、残念ながら実際にバンドで演奏した曲は、⑦アローンのみであった。

どうせ生きていくなら
誰にも知れずに
ディア・レノン
君の知らないオレ
ミス・ティアズ
お前をものにしたいのさ
アローン

■1999年まで

■制作期間:1999年頃
■作曲:入来院重宏
■作詩:入来院重宏
■演奏:入来院重宏
■ギター:MARTIN 00028、MARTIN D-45、MARTIN D-18、ESPエレアコ、GUILD F55
■録音機材:PHILIPS DCC900


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DDC900
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オリジナルカセット
Placeholder imageアコースティックギター
Martin D-45
Placeholder imageアコースティックギター
Guild F-55
Placeholder imageアコースティックギター
Martin ooo28
Placeholder imageYAMAHA MT44
Placeholder imageリズムマシン
YAMAHA RX21

<解説>
1990年の秋に転職し、配属先も福島県と決まり、11月には、家族を連れて福島市に転居した。
そんなわけで長年続けてきたバンド活動も継続が難しくなった。

1992年頃、ソロで音楽活動をすることを考え、参考にすべく、それまでほとんど聞いたことがなかったボブ・ディランを本格的に聞き始める。
とくに「フリーホイーリン・ボブ・ディラン」(1963年)を聞き、ディランのアコースティック・ギター1本での表現力やギター・テクニックに驚愕し、福島市の楽器店で中古のアコースティック・ギター(GUILD F55)を購入し、アコースティック・ギターの演奏と作詞・作曲に力を入れるようになった。

1993年には会社の同僚の佐藤景子を誘い、僕の歌とアコースティック・ギター、佐藤のシンセサイザーという変則的なバンドを結成して、ライブハウス等で数回演奏した。

この「1999年まで」は、1992~1999年頃の間に作った曲をあらためて自宅で録音しまとめたものである。

アローン
せめて責めないで
ちっちゃなトランジスタラジオ
ディアミスターレノン
ミス・ティアズ
煙草のけむり
花束とワイン
蝉色
抱きしめたい
友達
ロックバンド
恋人もいない夏
ミス・ティアズ(インスト)













■入来万作/僕の育った町

■制作期間:2006年頃
■作曲:入来院重宏
■作詞:入来院重宏
■演奏:入来院重宏
■ギター:MARTIN 00028、GURECO EG700
■録音機材:ROLAND VS2000CD


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ROLAND VS2000CD
Placeholder image M-factoryデュアル・ピックアップ・システム
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GRECO EG-700
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アコースティックギター
Martinooo28
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リズムマシン
YAMAHA R21
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オリジナルCD
ジャケット
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オリジナルCD
レーベル
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オリジナルCD
ジャケット裏
Placeholder imageオリジナルCD
歌詞カード
 

<解説>
2005年11月(44歳)に僕は初めて本を出版した(農業の労務管理と労働・社会保険百問百答(全国農業会議所))。
翌12月には執筆料も振り込まれ、年が明けた2006年1月、僕は前から欲しかったデジタルのマルチトラック録音機(ROLAND VS2000CD)を購入した。

VS2000CDは、取扱説明書の厚さが3センチくらいあり、それを見た瞬間「この機械を使いこなせるようになるには半年くらいかかりそうだな」と少し暗くなったけど、適当に触っているうちに録音から編集、CD作成まで数時間でマスターすることができた。
複雑な機械の扱いを短時間でマスターすることができたことに我ながら驚いたけれど、これは過去にカセット・テープ式の多重録音機(YAMAHA MT44)を扱っていて、ある基本的な要領を得ていたからだろう。

アルバム「僕の育った町」は、2006年の1月末から約1か月という短期間で完成させた。
全13曲入りのCDは、650円(1曲50円換算)で知り合いのみに販売し、累計で多分50枚くらい売れたと思う。

拝啓レノン様
僕の育った町
オニヤンマ
煙草の煙
僕のTR
冬に備える
EAB
ミス・ディアズ
情けない
僕の髪型
蝉色
花束とワイン
友達













■Iri&Tezoo

アローン(入来院重宏)

タイズ・ザット・バインド
(ブルース・スプリングスティーン)

プロミスト・ランド
(ブルース・スプリングスティーン)

恋する二人
(ザ・ビートルズ)

アイル・フォロー・ザ・サン
(ザ・ビートルズ)

エニイ・タイム・アット・オール
(ザ・ビートルズ)

オー!ダーリン
(ザ・ビートルズ)

ストロベリー・フィールズ・フォーエバー
(ザ・ビートルズ)

ヒア・ゼア・アンド・エブリウェア
(ザ・ビートルズ)














音楽LIVE

■street リバプールLIVE1988_1_31



セットリスト
  • ダーリン
  • ナイト
  • スナップショット
  • フライ アウェイ
  • レット ミー ゴー
  • 無邪気な恋
  • シャララ
  • アローン
  • ワンナイト スタンド
  • ZZ(ジージー)
STREETメンバー
  • 田辺昭知【ドラム】
  • 井上堯之【ギター】
  • かまやつひろし【ギター】
  • 大野克夫【キーボード】
  • 堺正章【ボーカル】
  • 井上順【ボーカル】
  • 加藤充【ベース】
解説解説解説解説解説





■THE STREET LIVE 1989_7_30 曼荼羅

セットリスト
  • ドリーミーラブ
  • ナイト
  • サイレントナイト
  • 流されて行く街
  • シャララ
  • ロックショー
  • スナップショット
  • アローン
  • 無邪気な恋
  • ダーリン
  • レット ミー ゴー
  • ワンナイト スタンド
  • ZZ(ジージー)
STREETメンバー
  • 田辺昭知【ドラム】
  • 井上堯之【ギター】
  • かまやつひろし【ギター】
  • 大野克夫【キーボード】
  • 堺正章【ボーカル】
  • 井上順【ボーカル】
  • 加藤充【ベース】
解説解説解説解説解説





■オハル&万作地球屋LIVE2003_5_30

セットリスト
  • 一人ぼっちのあいつ
  • フロム ミー トウ ユー
  • 恋を抱きしめよう
  • アイル フォロー ザ サン
  • アンド ユア バード キャンシング
  • ウェイト
  • プリーズプリーズミー
  • アイル ビー バック
  • イット ウォント ビー ロング
  • オール アイヴ ゴット トゥ ドゥ
  • ベイビーズ イン ブラック
  • アスクミー ホワイ
  • オール マイ ラビング
  • ア ハードデイズ ナイト
  • ゼアズ ア プレイス
  • ノーリプライ
  • ワンアフター909
  • トゥ オブ アス
  • イフ アイ フェル
  • 抱きしめたい
メンバー
  • 田辺昭知【ドラム】
  • 井上堯之【ギター】
  • かまやつひろし【ギター】
  • 大野克夫【キーボード】
  • 堺正章【ボーカル】
  • 井上順【ボーカル】
  • 加藤充【ベース】
解説解説解説解説解説





■入来院万作LIVE地球屋2004_7_9

セットリスト
  • 煙草の煙
  • 僕のTR
  • 拝啓レノン様
  • 蝉色
  • 抱きしめたい
  • せめて責めないで
  • 花束とワルツ
  • 情けない
  • ミス・ティアズ
  • オニヤンマ
  • 友達
メンバー
  • 田辺昭知【ドラム】
  • 井上堯之【ギター】
  • かまやつひろし【ギター】
  • 大野克夫【キーボード】
  • 堺正章【ボーカル】
  • 井上順【ボーカル】
  • 加藤充【ベース】
解説解説解説解説解説





■チェリーズ地球屋LIVE2005_2

セットリスト
  • タイズ ザット バインド
  • トゥーハーツ
  • アイム ロッカー
  • リバー
  • キャデラックランチ
  • プロミストランド
  • シェリー ダーリン
  • ユー キャン ルック
  • ブラウンシュガー
メンバー
  • 田辺昭知【ドラム】
  • 井上堯之【ギター】
  • かまやつひろし【ギター】
  • 大野克夫【キーボード】
  • 堺正章【ボーカル】
  • 井上順【ボーカル】
  • 加藤充【ベース】
解説解説解説解説解説





■万作トリオ2012_8_18

セットリスト
  • 僕の育った街
  • 煙草の煙
  • 蝉色
  • 友達
  • エノケンのダイナ
  • 拝啓レノン様
  • ミス・ティアズ
メンバー
  • 田辺昭知【ドラム】
  • 井上堯之【ギター】
  • かまやつひろし【ギター】
  • 大野克夫【キーボード】
  • 堺正章【ボーカル】
  • 井上順【ボーカル】
  • 加藤充【ベース】
解説解説解説解説解説





映像



■夏の詩

  • (1981年/30分)
  • 制作期間:1981年7月~12月(初上映:1981年12月)
  • 制作・監督・脚本・撮影・編集:入来院重宏
  • 撮影:上原伸介
  • 音響:高田泰司
  • 出演:
    手塚修一、加藤尚美、里見知行、遠藤昌利、佐藤泰博 他
【解説】
初めに音楽ありき

僕は1981年4月に武蔵大学に入学すると、ねだりにねだって母親に新宿東口のヨドバシカメラで8ミリカメラ(Canon1014XL-S)を買ってもらい、次に武蔵大学映画研究会(映研)に入部し、自分なりの臨戦態勢に入った。
まず、夏休み(8月)に長編映画を1本撮ることを目標に、4月~7月にかけて、カメラの仕組み、撮影技術、脚本、映画の文法等をじっくりと書籍で勉強し、平行して、製作費を稼ぐためにアルバイトにも精を出した。
そして、いよいよ映画製作の準備段階に入るわけだが、僕は前から「音楽と映像の融合」をテーマとして作りたいと考えていて、また、使いたい曲も決まっていた。

次の3曲である。
①「雨のウェンズデイ」(大瀧詠一)
②「煙草とワイン」(ラルフ・マクドナルド)
③「狂ったダイアモンド」(ピンクフロイド)

全て僕の好きだったとか思い入れのある曲だが、あれこれ考えるうちに1本の映画に①から③の全部を使用するのは、各々の曲調があまりにも違うため難しいと思うようになった。
②「煙草とワイン」は、ハーモニカ奏者のトゥーツ・シールマンスをフューチャーした曲で、いろいろ検討するうちに彼の哀愁を帯びた「ハーモニカと映像」をテーマとすることとした。
(結局、翌年以降①と③を使った映画を作ることにはなる。)
スタッフや出演者には、夏休みの貴重な1か月を僕との映画製作で潰す覚悟が求められるが、まずは中学校の友人で映像系の専門学校に通っていた上原伸介に声をかけ、承諾を得る。
(純粋にスタッフは上原のみ)
主演男は、大学同級生の中でもとりわけルックスが良かった手塚修一に声をかけ、即OK。
主演女は映研の同学年の女子の中で仲の良かった加藤尚美を誘い、こちらもOK。
あとは、高校(都立調布北高校)時代の映研仲間の里見知行、遠藤昌利、佐藤泰博に声をかけ全員OKということで、撮影開始!

はてさてどんな映画になったことやら。 見てのお楽しみ。

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プロット
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シナリオ
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絵コンテ
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クレジット案
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作品賞のノシ
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■金魚

  • (1982年/12分)
  • 制作期間:1982年7月~12月(初上映:1982年12月)
  • 制作:SHOT
  • 監督・脚本・撮影・編集:入来院重宏
  • 音響・歌:里見知行
  • 出演:
    手塚修一、伊藤憲子、里見知行、遠藤昌利、酒本、他
【解説】
残念ながら失敗作
前年に作った「夏の詩」は、1981年の年末に行われた武蔵大学映研部員投票による「映研大賞」(武蔵大学版アカデミー賞)にて作品賞以下ほとんどの賞を総なめにし、僕は一躍(武蔵大学映研内で)有名になった。
これに気をよくした僕は、高校時代の同級生の伊藤憲子と酒本を誘い、前作からの手塚、里見、遠藤と合わせ、さらに僕のガールフレンドの馬場素子(現在の妻)まで加え総勢7人による映画製作チーム「SHOT」を結成し、前作以上の傑作を作るべく新しい映画作りに意欲を燃やした。

映画「金魚」は、もとは、ピンクフロイドの「狂ったダイアモンド」の音楽を映像イメージに変換して映画として表現することを目的として作った映画である。
奇想天外なストーリーを大真面目に演じ、ピンクフロイドの壮大な音楽を掛け合わせ、僕なりに「新しい映像体験の試み」にチャレンジしようとしたものの、結局映像と音楽の同調が全くうまくいかず、試みは失敗。
結局、武蔵大学の12月の上映会に間に合わすために編集済みの映像に里見の歌と僕の語りをアフレコしてあっけなく完成させてしまった。

真面目に演じてくれた出演者には大変申し訳ないことをしてしまった非常に残念な映画である。 1982年度武蔵大学映画研究会で脚本賞を受賞。

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シナリオ
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PFF批評
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PFF批評

■Sun&Rain

  • (1983年/50分)
  • 制作期間:1983年7月~12月(初上映:1983年12月)
  • 制作:SHOT
  • 監督・脚本・撮影・編集:入来院重宏
  • 音響:里見知行
  • 出演:
    里見知行、馬場素子、手塚修一、里見知行、遠藤昌利、江成匡子、浜中久子、田中啓造、他
【解説】
ア・ロング・バケーション(大瀧詠一)を映画化した意欲作

前年の失敗作(金魚)の反省から、今回は撮影が始まってから行き当たりばったりのいい加減な作品作りに陥らないように、
まず、撮影前の入念な準備から始めた。
大好きな大瀧詠一の名曲「雨のウェンズデイ」を使うことは決めていたが、色々考えるうちにせっかくだからアルバム「ア・ロング・バケーション」をテーマにすることに決めた。

アルバム全体を通しで何度も何度も聞きながらストーリーを創造し、エンディングは「雨のウェンズデイ」、出だしは「君は天然色」と決めて、あれこれ考えながら台本作りやカット割りに力を入れた。
世紀の大傑作アルバムと言っても間違いではない「ア・ロング・バケーション」には、全部で10曲入っているが、全曲挿入はできず、結果として7曲使用することとなった。

撮影方法等にも色々凝った力作で、1983年度の「武蔵大学映画研究会大賞」で作品賞、監督署、助演男優賞、撮影賞、音響賞を受賞。

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映研大賞

■Abstract

  • (1983年/3分)
  • 制作期間:1983年8月(初上映:1983年12月)
  • 制作・監督・編集・音響:入来院万作
  • 原作・脚本:入来院万作、高田泰司
  • 撮影:加藤幸二郎
  • 出演:
    入来院万作、高田泰司、他
【解説】
ナンセンスギャグ映画の傑作
1983年当時、武蔵大学映画研究会は、毎年8月に千葉の鵜原の海水浴場近くにある武蔵大学の保養所で二泊三日の合宿を行っていた。
映画「アブストラクト」は、当時同級生で仲の良かった高田泰司と夏合宿の鵜原の砂浜で演じた即興劇が基で、映研仲間にあまりにバカ受けしたので、後輩の加藤幸二郎(現、日本テレビ制作局長)に即興でカメラを回してもらって作ったもの。

夏の砂浜でいかにもありそうな「不条理な話」二つを3分という短時間にまとめたナンセンスギャグ映画の傑作である。
1984年度「ヤングジャンプシネマ大賞」の努力賞を受賞。
審査員の赤塚不二夫に褒められて有頂天になったのが昨日のことのようだ。
現在、映画は行方不明で、ビデオ化もしていなかったため残念ながら見ることはできない。

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YJシネマフェスティバル一般部門激励賞

■けいぞう

  • (1984年/8分)
  • 制作期間:1984年7月~12月(初上映:1983年12月)
  • 制作:SHOT
  • 原案・編集・監督:入来院重宏
  • アイデア構成:進藤丈夫
  • 出演:
    田中啓造、高田泰司、進藤丈夫、上原伸介、里見知行、手塚修一、梅林功司、丹羽多聞、鳥居般若、小木曽浩、藤田秀幸、忽那慎一、松浦功克、蜘蛛男爵、森明彦、榊原久雄 他
【解説】
パオ―の映画
前作「アブストラクト」でヤングジャンプシネマ大賞の賞を取れたことがきっかけで、都内の他大学の映画研究会で8ミリ映画を作っている方や、僕ら(Shot)と同じような映画サークルで8ミリ映画を作っている方と知り合う機会が増えた。
具体的には、8ミリ映画の自主上映会の企画や主催をしている方からお声をかけてもらえるようになったということで、8ミリシネ・カリグラフ界の巨匠進藤丈夫氏も当時自主上映会の主催を手掛けていた人の一人で、僕に声をかけてくれて知り合うことができた。
映画「けいぞう」は、吉祥寺の行きつけのパブスナックで仲間内で飲み笑い盛り上がりながら作ったお馬鹿な話が基で、撮影しているうちに進藤氏をはじめ新しい映画仲間がどんどん出演をしてくれるようになって、それはそれで楽しかったのだが、話がまとまらなくなって、大学4年ということもあり就職活動をしながら悩んでいたが、結局、武蔵大学の定期上映会に間に合わすために適当に仕上げてしまった作品。
「金魚」と同じ失敗を繰り返してしまい悔いと反省だけが残った残念な作品である。

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スケジュール
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構成
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構成
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構成
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■出会いそして愛の始まり

  • (1986年/7分)
  • 制作期間:1986年1月~2月(初上映:1986年3月)
  • 制作・脚本・監督・編集:入来院重宏
  • 撮影・音響:加藤幸二郎
  • 出演:
    入来院重宏、馬場素子、高山義哉、鶴田浩二、藤純子、他
【解説】
僕の結婚披露宴で上映した映画

製作目的が結婚披露宴での上映なので、上映したのもその日1度きり。
結婚披露宴では、映画上映の前にスライド上映があり、そこで僕と妻の生い立ちを写真で見せた。
僕は、高校を卒業して凶悪暴走族「スウィートメモリーズ」のヘッドなったというところまでをスライドで上映して(もちろん嘘)、そこからこの映画を上映した。

撮影は、「アブストラクト」以来、何かと手伝ってくれる大学の後輩の加藤幸二郎で、彼はナレーションと藤純子のアフレコも担当してくれている。


カブとサマンサのこれが青春だ

  • (1988年/7分)
  • 制作期間:1988年2~3月(初上映:1988年4月)
  • 制作: SHOT
  • 監督・脚本・編集:入来院重宏
  • 撮影::田中啓造
  • 出演:
    手塚修一、新豊文枝、梅林功司、里見知行、遠藤昌利、入来院重宏、上田真由美、浜中尚子
    ナレーション:田中啓造
【解説】
友人の手塚修一の結婚披露宴での上映用に作成した映画。
本作の製作にあたっては、まず、新郎新婦の誕生した1961年に公開されて大ヒットしたアメリカ映画「ウエスト・サイド物語」を下敷きとすることにした。
したがって、当然本作の舞台もニューヨークのウエスト・サイドとし、辻褄を合わせるため登場人物も全てアメリカ人ということにした。
しかし、実際の撮影は国立市の街中や大学通り、一橋大学構内という日本国内で行われたこともあり、残念なことに今あらためて見てみるとその設定にかなり無理があるように感じる。
新郎手塚演じるカブと新婦文枝演じるサマンサが大きな障害を乗り越えて晴れて結ばれるまでを描いた青春ストーリー。

執筆

随筆



長編小説
短編小説



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