2011年に観た映画と読んだ本 (20120105)

 

新年明けましておめでとうございます。

今年は、妻が大晦日の朝から39度を超す高熱で寝込んだため、私は江古田駅前のマクドナルドで徹夜の店内清掃のアルバイトをしながら元旦を迎えた二十歳のとき以来、30年振りに一人ぽっちで元旦を迎えたのでした。

毎年、お正月を迎えると思うのですが、本当に1年なんてあっという間に過ぎてしまいますね。たいてい「この1年、いったい何があったっけ」なんてことを考えたり、反省したり、落ち込んだりするわけですが、昨年は圧倒的に特別な出来事のあった1年でした。

2011年は、決して忘れることのできない年でしょう。

いろいろな意味で現代はまさに激動の時代ですね。今年はどんな年になるのでしょうか。

 

さて、とりあえず毎年恒例の「昨年見た映画と読んだ本」のリストを見てみると。

<昨年観た映画>

・アバター

・インビクタス/負けざる者たち

・ヴィクトリア女王 世紀の愛

・レールズ&タイズ

・若者のすべて

・嵐の中で輝いて

・アビエイター

・ジュリア

・L..コンフィデンシャル

・女の都

・東京日和

・エレニの旅

・赤い風船

・第9地区

・Love Letter

・ジュラシック・パーク

・ブレイブハート

・ソーシャルネットワーク

・Mr.デスティニー

・シテール島への船出

・プリンセス・シシー

・若き皇后シシー

17歳の肖像

・旅路

・ハスラー2

・シシー ある皇后の運命の歳月

・ハート・ロッカー

・菩提樹

・牛泥棒

・ウディ・ガスリー わが心のふるさと

・四十丁の拳銃

・グッドモーニング ベトナム

・アウト・オブ・サイト

・インセプション

・マーべリック

・花のあと

・二十四の瞳

・トウキョウソナタ

・牛の鈴音

・ハイ・シェラ

・グリーン・ゾーン

・パニック・ルーム

・パラノーマル・アクティビティ

・東京物語

・善き人のためのソナタ

・シャッター・アイランド

・Q&A

・めし

96時間

・クィーン

・アイガー北壁

・新・平家物語

ALWAYS 三丁目の夕日

ALWAYS 続・三丁目の夕日

・トンケの蒼い空

・浮雲

・名もなく貧しく美しく

・ジェーン・エア

・ノー・マンズ・ランド

・無法松の一生(1958年)

・パリ20区、僕たちのクラス

・息もできない

・ウホッホ探検隊

・脱出

・スタンド・バイ・ミー

・煙突の見える場所

・潜水服は蝶の夢を見る

・アイアンマン2

・あばれ獅子

・おとうと

・裸の島

・にごりえ

・若き日のリンカン

・海の底

・サブマリン爆撃隊

・運動靴と赤い金魚

LB・ジョーンズの解放

・ボーン・アイデンティティー

・必死の逃亡者

・バス停留所

・乳母車

・異人たちとの夏

・ヤギと男と男と壁と

・ニュー・シネマ・パラダイス

・レッスン!

・ボスタ!踊る幸福の赤いバス

・トラ・トラ・トラ!

・コットンクラブ

・人間の條件「純愛編」

・人間の條件「激怒編」

・人間の條件「望郷編」

・人間の條件「戦雲編」

・人間の條件「死の脱出編」

・人間の條件「曠野の彷徨篇」

・切腹

JFK

・デスノート

・デスノート the last name

.ニュー・シネマ・パラダイス

・日蓮

・おかあさん

・男はつらいよ

・オーケストラ

・ヒア・アフター

・英国王のスピーチ

・ウォール・ストリート

・ツーリスト

・泥の河

・ジェシー・ジェームズの暗殺

・エグザム

・ハイ・クライムズ

・秋刀魚の味

・エリート・スクワッド

・理由なき反抗

・タイ・カップ

・知りすぎていた男

・スクール・オブ・ロック

・にあんちゃん

・お葬式

・奇跡

・父と暮らせば

・安城家の舞踏会

・騎兵隊

・エリート・スクワッド〜ブラジル特殊部隊BOPE

・家族ゲーム

 

実は、昨年は例年の3分の2くらいの本数しか観ていなかったという印象でした。あらためて数えてみると、もう何度も観ている映画も多いのですが、125本とやはり少なかったです。

印象に残っている映画は次の6本です。

 

・レールズ&タイズ

・Love Letter

・善き人のためのソナタ

・エリート・スクワッド

・切腹

・裸の島

とりわけ「善き人のためのソナタ」と「切腹」には感激しました。

 

<昨年読んだ本>

・日本いまだ近代国家に非ず (小室直樹)

・ジェームズ・キャメロン(レベッカ・キーガン)

・ガルボ、笑う(エリザベス・ヘイ)

・昭和の精神史(竹山道雄)

・フェイスブック若き天才の野望(デビッド・カークパトリック)

・自由貿易は、民主主義を滅ぼす(エマニュエル・トッド)

・人生論(堀江貴文)

・日本経済論(松原隆一郎)

・信長 近代日本の曙と資本主義の精神(小室直樹)

・ハリウッド・バビロンⅠ(ケネス・アンガー)

・ハリウッド・バビロンⅡ(ケネス・アンガー)

・誰が小沢一郎を殺すのか(カレン・ヴァン・ウォルフレン)

・ホンダ神話Ⅰ(佐藤正明)

・ホンダ神話Ⅱ(佐藤正明)

・小室直樹の学問と思想(橋爪大三郎×副島隆彦)

・日蓮 立正安国論ほか(紀野一義)

・大局観(羽生善治)

・数学を使わない数学の講義(小室直樹)

・石橋を叩けば渡れない(西堀栄三郎)

・原節子 伝説の女優(千葉伸夫)

・日蓮「立正安国論」(佐藤弘夫)

・親鸞(笠原一男)

・リビング・ヒストリー ヒラリー・ロダム・クリントン自伝(ヒラリー・ロダム・クリントン)

・移民の運命 同化か隔離か(エマニュエル・トッド)

・日本人の誇り(藤原正彦)

・中国人は本当にそんなに日本人が嫌いなのか(加藤嘉一)

・新版「知の衰退」からいかに脱出するか?(大前研一)

・コンサルティングとは何か(堀紘一)

・人をつくる教育国をつくる教育(小室直樹×大越俊夫)

・物語日本史(上)(平泉澄)

・物語日本史(中)(平泉澄)

・物語日本史(下)(平泉澄)

・山彦(平泉澄)

・平泉澄(若井敏明)

・血族(山口瞳)

・江分利満氏の優雅な生活(山口瞳)

・江分利満氏の酒・酒・女(山口瞳)

・禁酒禁煙(山口瞳)

・旦那の意見(山口瞳)

・血族(山口瞳)

・第二次大戦回顧録 抄(ウインストン・チャーチル)

・容赦なき戦争(ジョン・W・ダワー)

・日本の農業の真実(生源寺眞一)

・農協の陰謀(山下一仁)

・私たちはなぜ小沢一郎を支援するのか(小沢一郎を支援する会編)

・民主党よ日本を潰す気か!(渡部昇一)

・ドナルド・キーン自伝(ドナルド・キーン)

・日本の未来について話そう(マッキンゼー・アンド・カンパニー責任編集)

・「諸君!」「正論」の研究(上丸洋一)

・悪党小沢一郎に仕えて(石川知裕)

・政権交代という幻想(佐藤優×魚住昭)

・官僚の責任(古賀茂明)

・遺伝子が解く!美人の身体(竹内久美子)

・新・堕落論(石原慎太郎)

・死ぬまでに観たい映画1001本(スティーヴン・ジェイ・シュナイダー総編集)

・アラブ革命はなぜ起きたか(エマニュエル・トッド)

・アングロサクソンになれる人が成功する(糸瀬茂)

・日本再占領(中田安彦)

・大震災の後で人生について語るということ(橘玲)

・発明マニア(米原万里)

・クラバート(オトフリート・プロイスラー)

・僕は君たちに武器を配りたい(瀧本哲史)

・人たらしの流儀(佐藤優)

・東電解体(奥村宏)

・だからテレビに嫌われる(上杉隆×堀江貴文)

・戦後日本が失ったもの(東郷和彦)

・運に選ばれる人 選ばれない人(桜井章一)

・日本人の9割に英語はいらない(成毛眞)

・人事部は見ている(楠木新)

・本当は強い日本(田母神俊雄)

・決断できない日本(ケビン・メア)

・無料ビジネスの時代(吉本佳生)

・老後の生活破綻(西垣千春)

・歴史を動かす力(司馬遼太郎)

・論語の読み方(山本七平)

・礼儀作法入門(山口瞳)

・続 礼儀作法入門(山口瞳)

・沈黙(遠藤周作)

・科挙(宮崎一定)

・消えた女(藤沢周平)

・漆黒の霧の中で(藤沢周平)

・ささやく河(藤沢周平)

・時雨のあと(藤沢周平)

・冤罪(藤沢周平)

・日本再生(植草一秀)

・怪優伝(佐野眞一)

・僕のマンガ人生(手塚治虫)

・小澤征爾さんと音楽について話をする(小澤征爾×村上春樹)

 

昨年は、本もあまり読まなかった印象があったのですが、数えてみたら88冊読んでおりました。藤沢周平に少し凝った時期もあり、近年珍しく小説も10冊くらい読みました。

とくに印象に残っているのは次の本です。

 

・自由貿易は、民主主義を滅ぼす(エマニュエル・トッド)

・移民の運命 同化か隔離か(エマニュエル・トッド)

・物語日本史(上、中、下)(平泉澄)

・山彦(平泉澄)

・ドナルド・キーン自伝(ドナルド・キーン)

・大震災の後で人生について語るということ(橘玲)

・科挙(宮崎一定)

・小澤征爾さんと音楽について話をする(小澤征爾×村上春樹)

 

エマニュエル・トッドの「自由貿易は、民主主義を滅ぼす」は、TPP参加の是非を考えるうえで必読の書と思いますが、「移民の運命 同化か隔離か」にも感銘を受けました。政治家は絶対に読まなければいけない本だと思います。

「物語日本史」は文庫本で子供向けに書かれた本ですが、私は歴史に弱いうえ記憶力も弱くなってきているので10回は読もうと思っています。昨年は3回読みましたが、やっと日本史の骨格がわかり始めたという感じです。

「科挙」については子供の頃から漠然と興味をもっていたのですが、たまたまこの本にめぐりあうことでき貪るように読みました。科挙の制度について非常にわかり易く書かれており、たいへん面白く、かつ勉強になりました。

「小澤征爾さんと音楽について話をする」は読んでいてもわからないことばかりですが、とにかくマーラーの交響曲を聞いてみたくなりました。

 

 

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